輸入住宅へのこだわり
海外映画に出てくる外国の家は色やデザインが特徴的ですが、実はそれに反して、厳しい気候に耐える優れた断熱・気密性能である事はあまり知られていません。
更に家中すべてを空調する設備も備えています。しかしそれだけ良いものが日本ではハウスメーカーだけでしか造られていないのはもったいないですね。
私自身、大手鉄骨ハウスメーカーと大手輸入住宅メーカーでつちかったノウハウで独自の輸入住宅を造りたい。それが、AGFORMの原点なのです。
在来金物工法へのこだわり
輸入住宅は、欧米に代表される2X4工法(木造枠組壁工法)が一般的です。
安価ですぐれた性能ですが、その性能を出すためには間取りの制約や、壁の量が必要になります。
弊社は、日本の気候風土に合う在来工法にこだわり、大手メーカーにも採用されている金物工法(接合部に金物を用いた工法)で、外部から大きな力がかかっても壊れない「骨太」で「強い関節」の家をめざしています。
独自の輸入住宅の特徴の一つで、言うならば、アウディの味のレクサスをみたいなものですね。(笑)
断熱と気密性能へのこだわり
省エネルギー基準は、全国を6つの地域に分け断熱材の基準を定めています。
Ⅰ地域の北海道が最も厳しく、Ⅵ地域の沖縄県に向かい断熱材の性能が低くなり、奈良県は幅広い地域が該当するⅣ地域になります。でも奈良県は盆地なので、冬は寒く夏は暑いですね!! つまり両方の対策と性能が必要なのです。
しかし、断熱材はただ厚くすれば良いと言う訳ではなく、気密性能を高めてこそ性能を発揮します。ぶかぶかのセーターは隙間からの風で寒いですが、薄くても革のジャンバーは熱を逃がさず温かいのと同じです。弊社はこの断熱と気密の性能を十分に発揮し、本当に「夏は涼しく、冬は暖かい」家づくりをめざしています。
敷地(土地)の確認へのこだわり
プランの前に敷地を見ることで、図面ではわからない、陽当りや風の通り、隣家の窓やバルコニーとの干渉、近隣の外壁や屋根の色といった敷地内外の状況をあらゆる角度で把握したいのです。
どんなにすばらしい敷地でも必ず欠点はありますが、欠点は視点を変えればプラスな事もあります。
例えば、道路と段差のある敷地は階段が必要ですが、道路から視線がなくプライバシーが確保し易いのです。それら様々な特徴を理解した上で、その特徴を存分に生かしたより良いご提案ができるよう心掛けています。